子守唄から凶暴な鳴き声まで! ピグノーズ・アンプの極上トーンは国宝・マンガリッツァ豚レベル!
こんにちは! 豚肉警察です!
自宅練習用アンプのオススメとして過去にもご紹介した、ピグノーズ(Pignose)の小型アンプ。
私も現在メインで使用していますが、ワンボリュームのアンプとは思えないほど、色々な表情を見せてくれるアンプです。
今回は、前回お伝えしきれなかった分まで、ピグノーズ・アンプの魅力を余すことなくご説明します!
※過去の紹介記事はこちら↓
beef-100percent.hatenablog.com
ピグノーズ・アンプは頑固一徹な豚骨スープ? いいえ、ホロッホロの柔らかな角煮です!
小さい筐体からは想定外の、真空管アンプを彷彿とさせるクリーン・トーン!
一般に、ピグノーズ・アンプは歪ませてナンボ、と良く言われます。
確かに、豚鼻を回してフル・ボリュームで鳴らせば、粒の粗い独特のヴィンテージ・ファズ風の歪みが飛び出しますが、自宅ではとても鳴らせない音量になってしまいます。
むしろ私のオススメは、豚鼻を4時くらいまで回したときのクリーン・トーン! 5Wの小型トランジスタ・アンプから鳴っているとは到底思えない、真空管アンプを彷彿とさせるような温かさです。
この手の小型アンプにありがちな、スピーカーの音割れや、プラスチック製筐体の共振音が一切なく、想像以上の満足感を得られるはずですよ!
Pignose 7-100 Amp Demo - How to get great sounds
従順で素直な子豚のように、歪みエフェクターとの相性バツグン!
巷でよく言われる、「トーン回路のないピグノーズは、温かな音色しか出せない」というのは事実です。
筐体の蓋を開いてやれば、低音域を削ることはできますが、存在感の希薄な音になり、基本的には全閉の状態が最も良い音だと感じます。
ですが、シンプルな回路故に素直な性格のピグノーズは、歪みエフェクターとの相性バツグン!
TS系でブーストすれば、ピッキングへの食い付きが増して更に真空管アンプっぽさを楽しめますし、ファズを噛ませたときのジリジリと暴れる感じは垂涎モノ!
そして、勘の良い方はお気づきの通り、BOSS BD-2のようにプリアンプ的な性格のペダルを噛ませてやれば、クリーン・トーンの音色も好みで調整可能!
角煮のようにエフェクターの個性を吸収し、我々の想像以上に色々な表情を見せてくれる、素直で従順な子豚アンプなのです!
また、ギター自体の個性も出音に色濃く反映されるので、ギターを持ち替えての比較も楽しめますよ。
子豚が凶暴な牙を剥く! 小音量でもフィードバック可能!
ピグノーズ・アンプの隠し玉は、自宅練習レベルの小音量でも響き渡るフィードバック!
日本の住宅事情の中で、隣人を怒らせずにまともなフィードバックを鳴らせるアンプは、ピグノーズ以外に見たことがありません*1。
ディストーション程度の歪み量のペダルに、適当なブースターを噛ませて、スピーカーから30cmくらいの距離まで近づくと・・・
過去記事でもご紹介したYouTube動画そのままの、暴力的なフィードバック・ノイズが鳴り響きますよ!(動画の2分過ぎあたり参照)
音よし! 見た目よし! コスパよし! 3拍子揃った豚肉アンプ界の国宝!
今回は、ピグノーズ・アンプの誇る極上トーンについて詳しくご紹介しました。
レザー風の外観とキュートな豚鼻のコンボで、ルックスの良さも文句なし!
そして特筆すべきは、実勢価格13000円前後というお手頃価格!
あなたの自宅練習をとても豊かなものにしてくれるピグノーズは、豚肉アンプ界の国宝だと断言します!